金曜日(2011年12月16日)、午後7時30分からNHK熊本で「くまもとの風スペシャル〜くまもと歌物語音楽祭〜わが心の熊本メロディー〜」に当会、SPレコードと蓄音器を楽しむ会会長が出演します。
毎月のコンサートでは、数年来一番最後に熊本ゆかりの音楽をレコード、テープで聴いて頂いて締めくくりとしてきました。これは熊本博物館からの要望があったもので、全国的に知られたものから地元でも知られていない曲、忘れられてしまっていた曲などを紹介しました。
こういう曲がありましたよね、もう一度きちんと聴いてみたいのですが、とリクエストがあったものを見つけ出せた時の喜び。こう言うのもあったんだ、中には知られないままお蔵入りとなっていた曲も見つかりました。熊本には戦争前から人気のあったレコードショップ、十字屋さんがありました。そこの店主が亡くなって遺族となったふたりの娘さんから、活用してくださいと提供されたマスターテープもあります。これらが集大成できれば、熊本の音楽文化の貴重な歴史となると思います。
そうした活動もしてきたからでしょうか、熊本の歌として希少なSP盤を所有されている会長さんが出演されることになった次第です。11月に開催された『くまもと歌物語音楽祭』の様子の合間に紹介される模様です。番組が75分とけして長くは無いもので、ほんの2分ほどの出演になるのではないかと言うことでした。
蓄音器でレコードを楽しむコンサートは、今年最後の例会を日曜日(18日、午後1時30分から)に熊本博物館2階研修室で開催します。第1部のクラシックでは、ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》をワインガルトナー指揮ウィーン・フィルのSP盤を楽しんで頂きます。この際のレコードも会長所有の8枚組アルバムからです。
曲は《第9》の第2楽章、昨年12月に行った「第272回蓄音器でレコードを楽しむコンサート」で収録した音源で、会場の物音来場者の会話などが聞こえます。
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