楽譜と演奏を前にして、まず問うべき事は音楽とは何かという事だ。音楽というものは生命であり、その大切なものは正確に演奏されたかどうかを問題にするものではない。フルトヴェングラーは楽譜を演奏していない。楽譜に書かれている音楽としての"価値"を演奏していたのだ。彼は・・・そうだ。
フルトヴェングラーの指揮姿は映像で見る機会が増えました。わたしが初めて動くフルトヴェングラーを見たのは、故志鳥栄八郎先生を招いて開催された映像上映会でした。フルトヴェングラーを中心にした音楽ドキュメンタリーのフィルムでしたが、正確なタイトルやその内容は良く憶えていません。ただ、フルトヴェングラーの指揮する姿は妖怪のようでした。長身で特に長い指揮棒で、肩の動き頭の動きが指揮棒が動いていると言うよりも、指揮棒の先が支点になっているマリオネットのようでした。2012年3月2日金曜日
2011年4月27日水曜日
SOLDOUT★ラージラベル★ハンス・シュミット=イッセルシュテット、ウィーン・フィル ベートーヴェン:交響曲No.6《田園》 名盤定番度:★★★★★ http://ow.ly/42oe5
英DECCAのオリジナル・プレスだと、このレコードはとてもヌケの良い録音ですね。とアナログ・オリジナル盤でのウィーン・フィルの音色の良さに感動させられるクラシック愛好家は多い、ハンス・シュミット=イッセルシュテット、ウィーン・フィルのベートーヴェン:交響曲チクルスの1枚。ベートーヴェンをFMで聴いて感動した最初の体験盤が、この録音だったというケースは多いはずです。⇙名盤定番度:★★★★★ CDは→ ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」/第6番「田園」
このレコードはSOLDOUTになりました。アナログ・オリジナル盤について詳細はこちらへ amadeusclassics.otemo-yan.net
2011年4月13日水曜日
Vienna Philharmonic Orchestra/Daniel Barenboim Bruckner: Symphony No 4, September 2007
月曜日の朝にダニエル・バレンボイムがウィーン・フィルと行ったブルックナーの交響曲第4番の録音を手にしてから、繰り返し聴いています。大きなホールでのライヴなので、大味な感じは否めないけれども音楽のフォルムは感じられる良い演奏です。もとより放送録音ではありますし、オーディオ的快感より音楽的高揚があります。第1楽章のあとで拍手が思わず客席に起こっているので余計にそう感じられます。演奏会ではブルックナーの交響曲第4番の前に、シューベルトの交響曲が演奏されています。
シューベルトとブルックナーの交響曲の取り合わせで行われる演奏会と言えば、ギュンター・ヴァントのライヴを思い起こさせますね。
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2011年2月24日木曜日
SOLDOUT★ラージラベル★ハンス・シュミット=イッセルシュテット、ウィーン・フィル ベートーヴェン:交響曲No.6《田園》 名盤定番度:★★★★★ http://ow.ly/42oe5
英DECCAのオリジナル・プレスだと、このレコードはとてもヌケの良い録音ですね。とアナログ・オリジナル盤でのウィーン・フィルの音色の良さに感動させられるクラシック愛好家は多い、ハンス・シュミット=イッセルシュテット、ウィーン・フィルのベートーヴェン:交響曲チクルスの1枚。ベートーヴェンをFMで聴いて感動した最初の体験盤が、この録音だったというケースは多いはずです。⇙名盤定番度:★★★★★ CDは→ ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」/第6番「田園」
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2011年2月11日金曜日
2011年1月10日月曜日
午前9時からBS2で、元日に行われた「ウィーン・フィル、ニューイヤーコンサート2011」放送。
- 指揮:フランツ・ウェルザー・メスト
- 演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
《プログラム》
-1部-
- 騎兵行進曲 作品428(ヨハン・シュトラウス)
- ワルツ「ドナウ川の乙女」作品427(ヨハン・シュトラウス)
- アマゾン・ポルカ 作品9(ヨハン・シュトラウス)
- デビュー・カドリーユ 作品2(ヨハン・シュトラウス)
- ワルツ「シェーンブルンの人々」作品200(ヨーゼフ・ランナー)
- ポルカ「勇敢に進め!」作品432(ヨハン・シュトラウス)
-2部-
- 喜歌劇「騎士パスマン」からチャールダーシュ(ヨハン・シュトラウス)
- ワルツ「別れの叫び」作品179(ヨハン・シュトラウス)
- リストの主題による「狂乱のギャロップ」作品114(ヨハン・シュトラウス父)
- メフィスト・ワルツ 第1番(フランツ・リスト)
- ポルカ・マズルカ「遠方から」作品270(ヨーゼフ・シュトラウス)
- スペイン行進曲 作品433(ヨハン・シュトラウス)
- バレエ音楽「イベリアの真珠」から ロマの踊り(ヨーゼフ・ヘルメスベルガー)
- カチューチャ・ギャロップ 作品97(ヨハン・シュトラウス父)
- ワルツ「わが人生は愛と喜び」作品263(ヨーゼフ・シュトラウス)
--アンコール−
- ポルカ「ブレーキもかけずに」作品112(エドゥアルト・シュトラウス)
- ワルツ「美しく青きドナウ」作品314(ヨハン・シュトラウス2世)
- ラデツキー行進曲 作品228(ヨハン・シュトラウス1世)
2010年12月26日日曜日
フルトヴェングラーのドン・ジョヴァンニが、ハイビジョン・リマスターでハイヴィジョン放送。
クリスマスの夜11時(2010年12月25日土曜日)から、フルトヴェングラーのドン・ジョヴァンニがハイビジョン・リマスターでハイヴィジョン放送。オーケストラはウィーン・フィル。1954年のザルツブルク音楽祭での演出、上演を映画にしたもので出来の良さは良く知られた作品。フィルムの劣化か、フィルムをテープに写したものをデジタル・リマスターしたものかカラーのにじみなどはなく鮮明ですが画素数が低い印象があります。
しかし、内容は「ドン・ジョヴァンニ」演出の教科書のようなもので、映画「アマデウス」のドン・ジョヴァンニ上演のステージはそっくり。しかし、映画「アマデウス」での焦燥しきったモーツァルトの表情はフルトヴェングラーは一切見せていません。ともかくもかの世代の男性は生気溢れて体力も充分に備えているようです。オペラ座のオーケストラピットだから、コンサートでの大振りな指揮姿ではなくて顔の表情は変わらなくても眉の表情で音楽に表現をつけています。